1950-11-01 第8回国会 参議院 電気通信委員会 閉会後第4号
お膳立ばかりできまして、全くこれは空念佛に過ぎないので、この予算に一つも現われておらないということは、本当に政府が電話の復興というものをおやりになろうとしておるのかどうか疑問にすら私は考えられるのでありまして、或いは見返資金が外の方へ使われなければならんとか、或いは預金部資金というものの運用が困難であるというふうなことは、一応御説明としてはされなければならないのでありますが、根本においてその考えがない
お膳立ばかりできまして、全くこれは空念佛に過ぎないので、この予算に一つも現われておらないということは、本当に政府が電話の復興というものをおやりになろうとしておるのかどうか疑問にすら私は考えられるのでありまして、或いは見返資金が外の方へ使われなければならんとか、或いは預金部資金というものの運用が困難であるというふうなことは、一応御説明としてはされなければならないのでありますが、根本においてその考えがない
今回の國会におきまして、御承知のように土地改良法案なるものが出ておりまするが、これは本当の空念佛でございます。予算的裏付けが何らないのでございます。かような状態で増産ができるでありましようか。又生産及び生活の必需資材にいたしましても必要量に満たないのでございます。それから報奬物資などということも変な名前を付けております。
かかる決意がなくして若しこれを強行するならば、ただ一方的に賃金の切下げ抑制という一方的の手段にのみ使われまして、本来の合理化とか自主化とかは全く空念佛に終つてしまうのでございます。官僚統制の撤廃を主張せられる民自党内閣といたしましては、この点まで徹底して行う決意があるかどうか。この決意と具体案について御答弁を求めます。 次に外資導入と貿易の問題について質問いたしたい。
かくのごとく、政府の健全財政の裏づけなるものは、すべて空念佛にすぎないものであることは、何人といえども認めざるを得ないのであります。(拍手) 第四点として、鉄道運賃—旅客二・五五倍、貨物三・五倍の値上げには、絶対反対であります。その理由とするところは、運賃値上げが國民生活に及ぼす影響は、貨物運賃の場合よりも旅客の方が大きく、やみ物價に敏感に響くのであります。
のものが次第に整備されるというようなこと、いろいろな明るい條件をたくさん今もつておるわけでありますし、これはもちろん労働者各位の協力を必要とするし、その他國民全体の安定への努力というものを予想しなければなりませんけれども、われわれといたしましても、そういう方向にみんなの氣持を導いて、そうして協力して日本の経済を安定さす、そういう態勢が固まることはもちろん必要であるが、そういう方向に向けていつて、これが空念佛
もし預金の秘密が保持せられなかつたならば、三千億円の貯蓄目標達成は、いわゆる空念佛になるであろうと存じますが、この点に対する総理大臣の御所見を伺います。
で、そういうようなことでありまするから、口先で言う點と——なすところはこれと反對のことだということになると、どうもこれは言うてみるだけであつて空念佛である。眞に行政の機關を統括しておられる總理が、行政整理をするという本當の熱意があるならば、今おつしやつた出先機關の整理などもまだ徹底しておりません。議會においても決議をし、政府も亦その聲明をしておられるけれども、どうもこれは徹底しておりません。
もしこれがなかつたならば、祖國再建なんということは空念佛であり、夢である。意外なところから私は日本の民族性を破壊していき、國民道義の頽廃をきたしていく大きなありの一穴がそこにでこてきはしないかということを恐れるものでございます。どうぞ眞劍にこの点を御考慮くださいまして、この請願を御採択くださり、ただちにこれを実現していただきますようにお骨折を願いたいと存じます。
第三に御質疑は、我が國の交通及び輸送の部門が現状のままであつたは、我が國経済再建は單に空念佛に終つて、実際の効果は挙げ得ないと思うが、政府はどの程度まで熱意を持つてこの方面の施策を行うのであるかというお尋ねであります。
そこでインフレと闇利得の把握という空念佛ではなく、國民が要求しておる実行案をお示し願いたいのであります。若し本年度のごとき税制の延長によつて生活が圧迫せられまするならば、勤労者ばかりでなく、中小企業者も亦農民も、これに一大反撃を加えられるであろうことを恐れる故に、即時断行の確乎たる意思の表明及び具体的措置を、大藏大臣にお伺いいたしたいのであります。 質問の第六は、海外引揚促進の問題であります。
堆肥の運搬ができない、肥料を運ぶことができない、用水路が傷んでいる、水を揚げることができない、こういう状態でもつて、いかに私どもが百万遍の食糧増産を叫びましても、とうてい空念佛にすぎません。この点、政府は十分に考える必要があろうかと思うのであります。遠き慮りなければ近き憂いありといいます。來るべき春に対処して、三十億円という金をださなかつたならば、必ずこれは近き憂いが生じてくる。
政府は先に消費を抑止して外國貿易を振興すると、緊急対策で申しましたが、これも亦空念佛であります。アメリカのバイヤーが参りまして、日本の品物をどつさり買おうと企てたのでありまするけれども、今日のこの高物價では到底バイヤーも手の出しようがないのであります。
私はこうして健全財政を維持すべきところの政府の施策というものは、皆空念佛だということだけは、何人も認めざるを得ないものであると、こういうふうに思うのであります。 それから財源の問題でありますが、財源は酒を自由販賣をする、これは非常に儲かる話でありますが、これは政府の耐乏生活國民運動を破壊するのであります。而も闇屋を非常に膨らすものであります。 これは明らかであります。
たとえ形式的には政府の面目上これを維持し得たといたしましても、流通秩序の確立も單なる空念佛に終つており、勞働者生計の大きな部分が、やみへの支出となつておる以上は、何らかの形において實質的な改訂は、早晩不可避ではないかというふうに考えます。以上二つの指摘いたしました點から言つて、第二次追加豫算の計上は避けられないと私は確信をいたします。
若し以上考えました八つの項目が、日本政府、日本國民の手に負えず、一個の空念佛に終つて、道義の高揚は不能に終り、凶悪なる地獄が現出するのを待つばかりであるということになるならば、日本管理の諸国家に懇願し、我が國の混乱が諸國家の永久の負担となることを述べ、占領軍に各方面各方策の援助を懇請する。
をもつていない無智蒙昧の未開民俗ならいざ知らず、いやしくも科學日本をもつて自認していたわが國が、人口増加はまつたくの自然現象なりとして放置して顧みず、しかも過去においてわが國における人口増加が、日本の軍國主義的膨脹政策の最大原因をなしていたことを思うならば、その戰爭の原因を今日依然としてそのまま放置して顧みられないことは、片山首相が日ごろから言われる、國際的には平和主義を唱えられるそのお言葉が、一片の空念佛
○淵上委員 昨日私は資材の裏づけがしつかりできなければ、三千三百萬トンという二十三年度の生産計畫は空念佛である。そういう觀點からいたしまして、昨日まで資材の問題を聽いておりましたところが、今安定本部と折衡中であるというようなお話があつたのであります。
銑鐵はいくら、鋼材は鋼材でいくら、必ず政府としては確保するから、これを資材にして、その資材で石炭は何千何百萬トンを出すという計畫を立てなければ、三千三百萬トン出すのだと言つても空念佛で何にもならない、從つてこの法案の審議は進行できないと思うのであります。これは平井政府委員の言葉であるが、こう言つておる。
ただいまのような状況では、たとえばセメントならセメントにつきましても、きわめて心細い状態であつて、そういうものができなければ、ただ空念佛で、いくら出すとおつしやつても、なかなか出るものではない。それゆえに、私は三千三百萬トンを達成せしめたいために、その資材面がどういうふうになつておるのかということを聽いておるのであります。
それがなれけば、ただ空念佛にすぎない。いくら三千三百萬トン出すと口で言われても、資材、資金がなければ、出るはずはないのであります。そういうことじやこの管理法案の審議はできない。これは當然のことだろうと思う。委員長におかれても、それはよくお考えにならなければ、何のための質疑應答だかわからぬ。政府でもそうだ。
ばしていかなければならないということを考えますると、アメリカが一八〇〇年当時、九七%の國民が農に直接從事しておられたものが、今日わずかに二五%でもつて、なお全國民を養つて、食糧を余しておるという事実に思い至りますると、この際われわれは、自由なる農民の意思によるくふう、創意の加えられるところの組織をまつや久しかつたと言うても差支えないと思うのでありまして、わが國の農村人口があり余つておつて、耕地が細分化されておるから、そういうことは空念佛